桂乃徒然

文筆業 佐々木桂 公式ウェブサイト

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『ザ・ロイヤルファミリー』(早見和真・著)

      2020/02/15

新聞の読書欄で、これを見つけた。デジタルと違って、紙の新聞の良さは、こうやってパラパラ眺めている時に、興味のある記事に出会えることだ。デジタルだと、見出しなどで判断して、決め打ちで読むしかないが、紙だと、ただ目を泳がせているだけで、興味を惹くものが引っ掛かってくる。
 今回は、この記事。画像を読んでもらえれば、内容はわかるだろうが、競馬の話である。しかも、馬主側の話。さっそく本屋に出掛け手に取ってみた。
 新聞には、「馬主として競馬にのめり込んでいくワンマン社長とその息子たちの2代記」とあったが、帯の裏には、主人公(狂言回し)が、ビギナーズラックで馬券を当てた税理士が、ひょんなことから馬主であるワンマン社長の秘書になり、そこから物語を伝える構成になっているとある。そっちの方が面白そうだ。早速購入し、今日から読み始める。感想は後日。

 - 2020年, 日々の徒然

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