絵本『みえるとかみえないとか』
2019/01/24
講師をやっている『よみうりカルチャー町田』のエッセイ教室の生徒さんが、題材として取り上げた絵本がコレ。貸して頂いたので読んでみたら、これが秀逸。
テーマはたぶん“差別”。主人公の少年は宇宙飛行士で、仕事はいろいろな星の調査をすること。その過程で、いろいろな宇宙人に出会うのだが、目が三つある宇宙人に、目が二つしかない少年が驚かれたり、不憫がられたり、同情されたりする。
もともと地球人は目が二つなので、何の不便もないのだが、「背中が見えないなんて」とか「えー、後ろが見えないのに歩いてる」とか言われ、「目が二つしかない話題には触れないようにしよう」とか言われてしまう。
少年にとってはもちろん生まれつき目は二つなので、当たり前のことを同情されている感じだ。これがつまり、僕らが、目の不自由な人に対して感じたり、実際に行ったりしている態度とカブるわけです。
ポイントは自分と違うと思っている人も、その人にとっては当たり前だったりするので、差別はもちろんいけなかが、過剰に同情するのもおかしいということ。みんな普通に付き合えれば、みたな楽しいのに…というお話。深くて良い絵本でした。
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