30年前のアメリカ紀行備忘録6
2017/05/31
Sさんが好きだというアンティック屋さんがたんさんあるプレスコットという町を経て、フラッグスタッフへ向かう。この旅は、とりあえず日が沈まないうちに走れるだけ走って、暗くならないうちに宿を決めるというのをルールとした。知らない土地で夜はやはり怖いから。その日の出発時に地図を見て、だいたい走れる距離を予想し泊まる町の目処をつける。初日はそれがフラッグスタッフだったのだ。
アメリカでのドライブ旅行で宿に困ることはほとんどない。走っていて町が近づくと必ずモーテルの看板が出てくる。そしてそのホテルが空室か満室かも表示されている。あとは近くまで行って気に入ればinにハンドルを切ればいい。この日初めてvacancy(空室)という言葉を知った。
できるだけ見映えの良いモーテルを探してチェックイン。ただしあまり安くない。まだまだ僕らは旅慣れないのだろう。夜、スーパーに買い出しに行く。ナント24HRスーパーだという。24時間やってるスーパーなんて日本では考えられない。そこで水虫の薬を探す。下駄で来たので、裸足で歩いた飛行機が悪かったのか、どうもかゆいのだ。さんざん探すがわからず、水虫という英語も知らず、とりあえず買って、部屋でゆっくり辞書を引いてみたら、あらら、マメ・ウオノメの薬だった。
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