電車の上り下りは…
2017/01/08
両親が遊びに来ていて、毎晩宴会となっているのだが、なかなか面白いテーマが持ち上がる。
父は若い頃玉川大学に通っていて、その近辺に下宿していたのだが、川崎に叔父の家があったため、しょっちゅう川崎方面に遊びに行っていたらしい。その時に使っていたのが南武線。立川と川崎を結ぶ路線だ。父は小田急から登戸経由で南武線に乗り、川崎に向かっていたのだとか。
そんな話の合間合間に、「登戸から“上り線”に乗って」とか、「川崎の“下り線のホームは”」という言葉が洩れる。ん?となった。
電車の上り下りは、東京を起点に考えられているはず。新幹線の場合、すべて東京発が下り、各地から東京へ向かうのが上りである。
しかし、立川と川崎ではどうなのか?立川は東京都だから、僕の主張は起点が立川。つまり立川に向かうのが上りで、立川発が下りというもの。

しかし、父は60数年前の記憶を頼りに、頑として譲らない。
しょうがないので調べてみたら、軍配は父に。
鉄道には登記上の起点というものがあるらしく(東北新幹線、東海道新幹線などは東京が起点)、南武線はその起点が川崎であるため、川崎発が下りとなるのだとか。
なぜ起点が川崎なのかというのは、市の人口が多いとか、栄えているとか、中央線より東海道線の方が重要度が高いとか、いろいろ意見があるようだが、なかなか決め手は見つからなかった。
面白かったのは、そもそも電車の上り下りより最初に、街道の上り下りがあったというもの。明治以前は京都方面に向かうのが上り、明治以降は東京(日本橋起点)に向かうのが上りだったため、電車もそれにならったらしい。
ちなみに、路面電車の世田谷線、三軒茶屋と下高井戸を結んでいて、どちらも田園都市線、京王線の乗換駅なのだが、三軒茶屋に向かうのが上りだとか。うーん、やはり賑やかな方が上りのような…。きっと偶然ですね。
参考
http://news.mynavi.jp/series/trivia/135/
https://ja.wikipedia.org/wiki/上り
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