関東の出雲さん(秦野)
2017/01/24
関東の出雲さんと呼ばれている神社が、神奈川県の秦野にあると聞いて、出掛けてみた。正式名称は『出雲大社相模分祀』。

神社の説明では、明治21年に、島根の出雲大社から要請されて、出雲大社の御分霊をこの地に祀ったとのこと。理由は、大国主大神の御神徳を関東に広めるためだったそうだ。これが「関東の出雲さん」と呼ばれる所以となっている。
出雲大社といえば、縁結びの神様として名高いが、縁結びとは何も男女の縁だけではない。さまざまな幸福の縁と結んでくれるものなんだそうだ。
そもそも、だいこくさまと呼ばれて親しまれている大国主大神には、その他にもかなりの別名を持っている。そのため、御利益も豊富で、商売繁盛の神、地鎮の神、農耕の神、医薬の神、子授けの神、安産の神、教育学芸の神、厄除けの神、八方除けの神と、なんでもござれである。だから昔から“国中第一の霊神”なんて呼ばれていたりする。これつまり、最も御利益のある神様ということ。

また、ここの境内には幽冥宰大神を祀る『祖霊社』というのがあるのだが、これは大国主大神の幽世での神名なのだそうで、大国主大神は国譲りの時に、幽世での支配権も条件にしていたんだとか。
ちなみにこの幽世というのは、死後の世界や目に見えない世界のこと。ここから、大国主大神は、目に見えない縁なども司っているとされ、縁結びの神様と言われるようになったということである。

もひとつ注目したいのは、境内のお水。名水100選のひとつに選ばれている秦野盆地湧水群が使われていて、さらにそれが大国主大神の霊威で『若返りの水』となっている。手と口を清める水はもちろんだが、

奥の方に行くと湧き水を汲める場所もある。まずはここで一杯頂こう。

ちなみにこの地は、島根の本社の真東に位置しているため、春分や秋分の日には、太陽の光が本社とここを一直線に結ぶのだとか。何やらその日はさらなる御利益がきたいできそうだ。
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