桂乃徒然

文筆業 佐々木桂 公式ウェブサイト

*

道元の『正法眼蔵』がムズおもしろい

   

曹洞宗の開祖・道元の著した『正法眼蔵』が難しいけど面白い。

僕の情報不足なのか、時間をかけて本屋巡りをしてないせいなのか、
最近読みたい本がなかなかなくって、
昨年辺りから道元『正法眼蔵』に手を出したのだが、
これがなかなか難しい。
手に入れたのは、岩波文庫の水野弥穂子さんのもの。まあ、現在では最も定番の本かと。

img_3200

おそらく原文をあまりいじってないものだと思いますが、その分、難しい。
でも、その分、面白いとも言えます。
ただ、いかんせん、なかなか読み進められない。
そこで何かないものかと、辿り着いたのが、PHP研究所刊の『新訳正法眼蔵』(ひろさちや・編訳)というもの。

518oyxxamul

これはわかりやすい。ひろさちや氏の独特の解釈もあるでしょうから、『正法眼蔵』ファンにとっては賛否両論あるかもしれませんが、初心者がざっくり読む入門書としてはいい。
ただ、一冊で説明しようとしているため、原文のすべてを訳しているわけではなく、編者が大切だと思う箇所をピックアップしているので、全部は読めません。それが残念でなりませんが、入門書としてはお勧めです。

次に狙っているのが河出文庫の『現代文訳正法眼蔵』(石井恭二・訳)これは現代文訳だけなので、石井氏の解釈には、またまた賛否両論あろうかと思われますが、前述の岩波文庫の水野弥穂子さんバージョンと比べながら読めば面白いかと思います。ただ、今、絶版らしくて、古本しか手に入りません。

 - 日々の徒然

Comment

  1. 小松紀子 より:

    ご実家の菩提寺が曹洞宗でしたら、永平寺、総持寺、最乗寺など本山をお参りしたり、映画「禅」を観たり、をおすすめします。
    修証義、総序の「生を明らめ死を~」は大好きです。仏教は宗教というよりは哲学ですね。
    道元禅師はうたなんかやるなといいながら、ご自分ではいい和歌を歌っています。
    良寛さんも素敵だなあ。

    • sasakikatsura.com より:

      曹洞宗です。永平寺、総持寺はお参りしました。最乗寺は行ったことがないので、ぜひ今度行ってみたいですね。
      あと、曹洞宗第三の本山だった、水沢江刺の『正法寺』にも行きたいと思っています。
      「第三の本山だった」と過去形なのは、最近(2013年に)、修行僧がケガをしてしまうという出来事があったため、
      専門僧堂(僧侶育成の機関)の認可取り消し処分になっているからだそうです。
      でも、近所ですし、茅葺き屋根のお寺は見事なようですので、ぜひお参りしたいと思っています。

      • 小松紀子 より:

        奥州市水沢区の正法寺、参詣してきました。お話のように茅葺き屋根の大きな古刹でした。惣門から、石というか岩というか、歴史を感じました。近くの天台宗黒石寺も良かった。
        北上川のおかげで、早くから開けているんですね。平泉文化よりずっと昔から、仏教が、入っているんですね。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

ウクレレ、何十年経っても上達しない、する気がない

 こんな記事があった。  すごいよね。6歳でウクレレ始めて、9歳で大人も出場する …

亀戸天神社うそかえ神事

 久しぶりに亀戸天神に行って来た。春の藤まつりの時には何度か訪れたことがあるが、 …

お正月のご挨拶は失礼させて頂きます

昨年末、28日に父方の伯母が亡くなりました。 85歳でしたし、前日が誕生日で、夫 …

『日詩』8月21日〜31日おまとめ

8ヶ月、続きました。飽きっぽい自分としては、驚きです。 『日詩』ツイッター詩まと …

日詩 9月21日〜30日(2018)

日詩のまとめです。 日詩(ツイッター詩) 9月21日〜30日

七草代わりに納豆汁

七草の日になるとどうも納豆汁を思い出す。 秋田をはじめとした東北では、納豆汁は冬 …

『日詩』7月1日〜10日のおまとめ

そろそろ言葉や表現がかぶらないように気をつけなきゃと意識し始めてます。 『日詩』 …

やはり毛ガニ

人によって違うだろうが、僕の場合、正月といえばカニである。 なんとなく、カニを食 …

年取ったら部屋を貸してくれないんだと

朝日新聞に、こんな記事があった。 年寄りには部屋を貸さない大家が多いんだとか。 …

ウルトラマンの円谷英二は大器晩成だった…らしい

※画像は、円谷プロ公式サイトより  https://m-78.jp  2月13日 …