桂乃徒然

文筆業 佐々木桂 公式ウェブサイト

*

ウルトラマンの円谷英二は大器晩成だった…らしい

      2020/02/15

※画像は、円谷プロ公式サイトより 
https://m-78.jp

 2月13日の朝日新聞『天声人語』にこんな話題が載っていた。

 夢を叶えるべく航空学校に入るも、教官が亡くなって挫折、映画界に転職し才能を開花させそうになると戦争。戦意高揚の映画作りに参加したとして、戦後は公職としての映画作りからは追放される。
 で、追放が解けてゴジラを担当した時には、もう53歳だったのだという。しかも、ウルトラマンを生み出したのは、亡くなる3年前。何と65歳。

 だから、子供番組なのに、あれだけ深い内容を描けたんだなと、改めて納得した。子供時代、何もわからず楽しんでたけど、大人が今観ても、社会問題とかもふまえている内容などもあって、飽きさせない。これが年の功というものなのだろう。昨今のアニメや特撮モではあまりない内容だったりする。
 この「ウルトラマン65歳」というのが、僕を励ましてくれた。もちろん円谷英二さんの才能となど、比べるべくもないが、それでも晩年の開花は、僕にも、まだまだ頑張れると思わせてくれるのである。

 - 2020年, 日々の徒然

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

日々の徒然
奇妙な夢を見た

誰かは思い出せないのだが 相当親しい人が死んだようだ。 その葬式の前に、数人の友 …

no image
親父が豆まき解禁

 84歳になる両親が、今年は冬の秋田を逃れ東京に来ている。「もう、雪はうんざり」 …

日々の徒然
聖バレンタイン

 この歳になると、バレンタインデーとかいわれても「んで?」って感じなのだが、娘か …

『傷だらけの天使』が哀しい

傷だらけの天使第6話は まさに貧乏人の哀しさ ラストシーンは 蟹工船の読後の気分

日々の徒然
あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願い致します。 昨年作った新しいブログ『詩郷(うたざと)』htt …

新百合ヶ丘産経学園にてエッセイ教室を4月から開講

 現在、よみうりカルチャー横浜横浜と、相模大野で個人教室として、エッセイをお教え …

日詩 1月21日〜31日(2018)

日詩(ツイッター詩)のまとめです。 例えば1月21日は… 都会で雪を見ている 舞 …

日々の徒然
親父の言葉2

「節分の、豆まきはおまえらが出てってからやってない。 鬼は外〜で、万が一おまえら …

百人一首

 飲んでばかりで正月らしい遊びをしていないと、家族からのクレームが入ったので、し …

日々の徒然
30年前のアメリカ紀行備忘録15

去年の1月からご無沙汰だっ「30年前のアメリカ紀行」。ブログを見返したら、201 …