工作に使う“糊”に似てるから『のり餅』なのか?
2017/01/28
米粉で作ったもちを、父の実家の地域(秋田県東成瀬村菅の台)では、『のり餅』と言ったらしい。米の粉のことを“のり”と言っていたことから、『のり餅』というようだが、確かに、ご飯粒って、工作に使う“糊”に似ている。
実は、僕が子供の頃は、学校で購入した工作のノリがなくなると、なかなか近所のお店では購入できなかったため、ご飯粒をノリの代わりに使って、折り紙などを貼り付けて遊んでいた。だから、米の粉を“のり”と呼ぶのも、それほど違和感がない。
父の話では、『のり餅』は、焼いて醤油をつけたり、そのまま味噌にからんだりして食べたんだそうだ。
なみに“ボタモチ”のことは、『へりつき餅』というそうで、これは臼でつかずに、鍋の中でへらを使ってお餅をこしらえるからだそうだ。
関連記事
-
-
30年前のアメリカ紀行備忘録11
幸い来てくれたポリスは、割と親切なメキシコ系アメリカ人。移動の件もスルーのまま …
-
-
穴八幡
穴八幡に行って来た。 ウィキペディアには歴史やら由来やら、ありがたみのあることが …
-
-
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します。 昨年作った新しいブログ『詩郷(うたざと)』htt …
-
-
故郷の子供たちの贈り物
机の上の本棚を整理していたら、こんなものが出てきました。 首都圏なるせ会でもらっ …
-
-
三が日は箱根駅伝
うちの親父は、高校の頃長距離選手だったらしく、その思い出もあってか、正月はずっと …
-
-
電車の中吊り広告から“支援しない支援”に共感
これは、去年「その通り!」と思って電車の中で写真を撮ってしまった中吊り広告。 悩 …
-
-
『日詩』のまとめ。10月1日〜10日分です。
もう秋ですねぇ。 やっぱり少し寂しくなる季節かなぁ。 暑さと湿気で汗だくの夏が、 …
-
-
30年前のアメリカ紀行備忘録10
8月14日 この日、旅の2日目にピンチを迎えるとは、朝、目が覚めるまでわからな …
-
-
宇崎竜童さんに取材
久しぶりに宇崎竜童さんに取材しました。週刊朝日です。 取材やバイクを通じて、もう …
-
-
世界一の花時計だとか
少し前に、伊豆の土肥温泉に行って来ました。もともと西伊豆は好きな場所の一つですが …
- PREV
- アメ横
- NEXT
- 医者のスネに味噌をつける
Comment
ご飯つぶを糊のかわりに使いました。「ままのり」と言いました。糊は米へん、なのね。
わたしは、糊口、とか、口に糊する、とか、そっちのほうが、語源として、意味ありそうな気
小松様
「ままのり」と言ったかどうかは覚えてませんが、やはり同じことをしてましたか(^_^;
「糊口を凌ぐ」や「口に糊する」の方が確かに語源かもしれませんね。
昔の困窮した生活の中で「のり餅」を食べて凌いだイメージが浮かびます。