桂乃徒然

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親父に教えられた「つむり」

      2017/01/07

この正月は、秋田の実家から両親が訪れており、81歳の親父とも、よく酒を酌み交わしながら喋る。
ある時、少し薄くなった僕の頭を見て、ハゲの親父が
「ほぉ、ハゲツムリ」と馬鹿にする。
まあ、前後の会話から「ハゲツムリ」が「ハゲ」を言いたいのだということはわかったのだが、
「つむり」ではなく「つむじ」じゃないの?
物書きの性で、ハゲと言われたことよりも、そっちを正すことの方に気が回ってしまった。
親父は、頑として「ツムリとは頭のことで、ハゲツムリってのは、禿げ頭のことだ」と主張する。
標準語では、ハゲツムジでも禿げ頭の意味にはならないのだが、ツムリはツムジが訛った方言だと断言したのだが、
親父は絶対に違うと言い張って、辞書を引く。
その対決は…
ハイ、負けました。
「つむり」の意味は、『「あたま」の意の古風な表現』とある。そして、「おつむ」というのは、この「ツムリ」からきているらしい。
まあ、でも、親父の言うような「ハゲツムリ」という言葉は、標準語はもちろん、秋田弁にもないんですけどね。
ちなみに下が僕のツムリ。まだ、そこそこ、大丈夫だと思うんですけど…どうでしょう?確かにもちょっと目立たないように撮ってはみましたが(^_^;
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