桂乃徒然

文筆業 佐々木桂 公式ウェブサイト

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こんな夢を見ました

   

夢を見た。

家(たぶん実家)の屋根に穴が空いたのか雨漏りがする。昔風に、とりあえずタライでも置いておくかと探しているうちに、雨漏りはどんどん酷くなり、一滴一滴だったのが、水道の蛇口から流れる水のようになり、最後は滝のように流れ落ちてきた。

「窓の外を見ろ」と誰かが言う。見ると雨が二階の窓の下まで増水している。しかも家が流されている。と、思ったら…

家だと思っていたものは船だった。ということは雨漏りではなく浸水。どんどん船に水がたまり、船もどんどん流されていく。しかももうすぐ巨大な滝に辿り着くようだ。このままでは真っ逆さまに船ごと流れ落ちるだけ。逃げなければ!

なぜか流れる船の横には岸がある。水は巨大な河の流れへと変化しているが、がんばって飛び込めば泳げそうな気がした。友人に跳ぶぞと叫ぶ。

なぜかそこで、急に妻と子供が登場する。跳べないと怖がる妻を説得しつつ、子供はどうするか考える。一緒に飛び込むより岸へと放り投げた方が助かる確率が高いと判断する。妻を跳ばせたのか子供は放り投げたのか、定かではないが僕がジャンプすると、水には落ちずに岸へと飛べた。そして妻も子も友人も側にいる。意外に岸は近かった。

ならばと、もう一度岸から船に飛び乗った。荷物を取ってこようと思った。といっても、いつも必要な物は一つのリュックに入っている。それを担ぎハーモニカをポケットに突っ込み甲板に出る。

リュックを岸へと放り投げる。そして僕もジャンプする。ギリギリ間に合った。船は滝の下へと落ちてゆく。助かったのに恐怖で目が覚めた。

圧倒的だった水の量が怖かったのか。船の落ちる様が怖かったのか。それとも船にまだたくさんの人がいたような気がすることが怖かったのか…。

こんな夢を見た…。

『詩郷(うたざと)』http://utazato.sasakikatsura.com

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